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 磯遊び

四方を海に囲まれた種子島は海・山の幸の宝庫。この豊富な幸を、島の人は贅沢なほど頂けます。
新しい先生の歓迎会、PTAの反省会、気の合う仲間とのリクリエーションなど、「磯遊び」にして楽しみます。


 この日はあいにく小雨まじりの天気、場所を港の倉庫に変更。集落の人達と、その地域に赴任してきた先生、生徒さん達が集まりました。磯遊びには役割分担があります。女性・子供は丘で火を起こし、男性は専ら海に潜って、貝や魚をすみます(収穫する)。昔は枯れた木の葉「しば」に火を付け、「べーらー」(細い木の枝)をくべ、火をおこしました。種子島の海沿いには「つんなめ」と呼ばれる木が茂っています。この木は油をたっぷり含む燃料にもってこいの木。その「つんなめ」を使って更に火をおこします。その火の中に大きな木を、うにが置ける幅に2本並べます。 ながらめ(右写真)は木の上に置いて焼いたそうです。今は炭と網を持ってきて焼くのが主流ですが、つんなめ、しば、べーらーの使い方はちゃんと知っています。

 この日採れたうに。焼いた後、男の子が道具を使って軽快に半分に割ります。
そこへ山の幸「にが竹」が登場。皮付きのまま網に乗せて焼きます。種子島のにが竹は1年中食べられる有難いもの。種子島では、天ぷらやフライ、ゆでて酢みそやマヨネーズで頂きます。(この日は焼いて頂きました)

 焼き加減もそろそろイイ感じ。火の周りに人が集まって来ました。
しゃりん
の葉っぱに包んだおにぎりを、小さな女の子も2,3個ほおばっていました。【しゃりんの写真を撮り忘れました。すみません(>_<)】しゃりんの葉っぱには防腐・殺菌作用があります。葉っぱに包まれた食べ物は、ほのかな香りが付いて味も美味しく上品になります。

 この時期、磯遊びで採れるものは、うに・ながらめ(とこぶし)・たかちょう貝・おえず(小さなタコ)・もはみ(左写真※正確にはこの魚はブダイの一種らしいです)これに、おにぎりをしゃりんの葉っぱにくるんで持ち寄ります。山の幸にが竹つわ(つわぶき)を煮しめにし、自家製の漬物を添えれば最高のご馳走になります。

 この日昼から始めた磯遊びは、日が暮れるまで続きました。



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